慢性期から回復期へ。看護師としてのやりがいを感じる日々

看護師の問題解決!完全ガイド

慢性期から回復期へ。看護師としてのやりがいを感じる日々

老人介護中心の仕事内容だった

正看護師になって3年目の男性看護師です。
准看護師として勤務していた以前の慢性期病院を退職しました。主には介護病棟で、要介護4〜5を対象とした後期高齢者が中心の病棟でした。
収入の事情があったのと、看護の方向性に疑問を感じて退職しました。今の回復期と違い、以前の慢性期といえばいわゆる老人介護中心の仕事内容でした。
それ自体は嫌いではなかったのですが、入院している患者の最終的に行き着く先はやはり看取りでしかないことに寂しさを感じました。ある人からみれば、生の最後をお世話できるから最高のもてなしだという考え方。もう一方の考え方は、目標が在宅だという積極的、未来に向かった看護の方が好き。もちろん僕は後者にちょうど傾いていた瞬間でした。それらの理由から以前の病院を退職しました。

退職のタイミング

もともと専門課程への進学を境に転職する人が半分だったため、引き止められませんでした。
僕の場合3か月前と病棟にとっては割と急なタイミングでの退職表明でしたが、理解力のある師長・部長だったためすんなりと転職できました。
転職には、ナースフルという転職支援サイトを利用しました。おかげで面接時と条件が異なるといった不満はなかったです。

慢性期から回復期病棟への転職

もともと未来を見据えた看護がしたかったこともあり、回復期専門の病棟に行きました。もちろん勤務病棟も回復期です。リハビリ中心の業務内容はもちろん、患者の離床が進むようにさまざまな工夫がなされてました。例えば、可能な限りは車いすにおろしての食事を1日3食繰り返す。また、気分が落ち込まないように積極的に陽光を取り入れ、Drの回診に合わせて患者へのカウンセリングが行われてました。介護依存という言葉がとても似つかわしくないほどの、積極的な自立支援です。
この病院に決めたのは、市内でもリハビリ評価が高く、急性期病院からの整形外科のDrの往診などが施されていたからぜひ入職して勉強してみたいと思ったからです。また、病院そのものが回復期を主とした風潮もとても好ましかったからです。

看護師として成長できる

転職してよかったのは、上記に書いた通り。とにかく勉強できているの一言です。また、明るい未来に向かって退院していく患者の笑顔がみれるのが看護師としてやりがいにつながりました。
アドバイスとして、自分がどの分野で勉強したいかをはっきりさせてから就職活動をしたほうがいいと思います。面接日程をきめてから、自分が入職を決めるまで、時間があるようでないのが現実です。転職サイトを活用してもいいかもしれません。

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